第2回 全国の集い

2023年 9月

17(日)・18(月・祝)

ウインクあいち(愛知県産業労働センター)

&後日オンデマンド配信(オンデマンドのみ参加も可)

実践交流会・演題登録/プレゼンファイル登録

会員が日々実践している取り組みをカテゴリーごとに持ち寄り話し合う場です。
当ネットワークの発足当初から続く交流会に是非ともふるって御参加ください。

実践交流会の特徴

実践交流会は、NPO地域共生ネット理事と地元の実行委員がタイアップして企画運営していきます。
その職種ならではの企画にご期待ください。

演題発表は8のカテゴリーに分かれています。どのカテゴリーで発表していただくかは、運営上の都合により主催者側で調整させていただくこともございます。あらかじめご了承下さい。
各カテゴリーとも多職種で支える在宅ケアの尊い実践のすばらしさをお伝えしたいと考えています。

演題募集期間

実践交流会の演題募集を締切とさせていただきます。
多数のご応募ありがとうございました。

応募カテゴリーについて

口腔ケアと栄養管理(1-1~1-10)

【座長】大川延也 理事(大川歯科医院)
    萩谷勅信 (本荘歯科医院)

病院から出された患者さんたちは、何らかの障害をかかえながら在宅(施設)で生活に復帰していきます。
ただ現在、在宅で直面している問題は在宅療養者の約70%が低栄養、低栄養予備軍であるという現実です。そして多くの低栄養の在宅療養者は食事を楽しみにしていない‼さらに栄養状態が悪くなれば介護度の重度化をまねくことは明らかです。
このような在宅療養者をわれわれはどうサポートしていったらいいのでしょうか、またどうしたら元気に生活復帰できるのでしょうか?
現場でかかえる問題点、改善点を家族、多職種、医療職、みんなで話し合いませんか。
どうしたら食べられると思いますか?

キーワード:在宅で生活復帰、低栄養、食支援、嚥下、口から食べることの意味

緩和ケアと看取り(2-1~2-12)

【座長】三嶋泰之 理事(医療法人社団佐倉の風 さくら風の村訪問診療所)
    安藤明夫(医療ジャーナリスト)

緩和ケアとは、病気に伴う心と体の痛みを和らげること(厚生労働省)。ここに集う皆さんには当たり前のことですよね。ただし忘れてはならないのは、緩和ケアと看取りはイコールではないということです。看取りを目指して緩和ケアを行うのではなく、緩和ケアの延長にたまたま看取りがあると私は考えます。しかし、それも違うという意見があります。息を引き取る際そばにいることが看取りではなく、それまでの関わり全てが看取りであるというものです。すなわち、看取りは瞬間ではなく時間というとらえ方。
そう考えるとこのカテゴリータイトルはおかしなことになってしまいますが、細かいことは言いません。皆さんがこれまでに経験してきた「緩和ケア」や「看取り」の中で、誰かに聞いてほしいというものをぜひ教えてください。
なお、看取ってそれでお終いというわけではないことも、みなさんご存じでしょう。家族や施設職員など看取る側の日々はそれからも続きます。グリーフケアなど、看取った後の皆さんの取り組みの報告もお待ちしております。
単なる発表ではなく「実践交流」の場となることを目指します。そのために現場の声が何より大切です。皆さんのエントリーをお待ちしております。

人材育成・教育・啓発(3-1~3-16)

【座長】北澤彰浩 理事(公益社団法人伊豆保健医療センター)
    吉俣 隆行(医療法人生寿会 常務理事/かわな病院副院長)

「人材」という言葉を私は意図的に「人財」と置き換えることがあります。文字通り正に人々は「材料」ではなく「財産」だと言う意味からです。
今の時代、様々な分野においてITはとっても大きな役割を担っており確かに必要なものになっております。これからの日常生活において人が生きて行くうえで全てを「人」から「IT」に取って代わられるのではないかと言う意見まで出てくるぐらいです。しかし、この全国の集いに御参加いただいている皆様が関わっておられる・関心をもってくださっている、これからの福祉介護医療を考えた時に先ずなくてはならないのは決してITではなく人です。
この福祉介護医療分野においてはどうしてもITで置き換えることが出来ない多くのことがあります。しかし、あまり深く考えなければこの福祉介護医療分野においてもITで代わりに行えると極論を唱えるひともいるようです。それは言い過ぎだと私は考えますが、とは言えITをこの福祉介護医療分野で利用することはとっても重要なことに違いありません。
だからこそ、この福祉介護医療分野においてはITに使われるのではなくITを利用して活躍する「人財」育成・教育・啓発がとっても重要になってきています。
これから様々なITを駆使するようになるであろうこの分野において、今現在も日本各地でいろんな取り組みが実践されていることと思います。1年に一度このように全国から集まり皆で一緒に学べる機会に、今の状況・実践やこれからを見据えての計画・実践を沢山の仲間と共有したいと思います。皆様の日頃の実践を共有する発表をお申し込みください、大変楽しみにしています。

認知症に関する取り組み(4-1~4-11)

【座長】山岸大輔 理事(生活介護サービス株式会社)
    今村諭史(医療法人共和会 認知症対応型グループホーム南天 管理者)

認知症になっても安心して住み慣れた地域で暮らせるためにはどのようにすればよいでしょうか。全ての人が当たり前のように認知症と共に生きる社会にむけ、それぞれの立場である私たちは何が出来るのか。参加された方がひとつでも気づきがあり、それぞれの現場へ持ち帰ることが出来る何かがあるような場としたいと考えております。

認知症の諸症状は脳の病気によるものだけでなく日常生活の中にも原因があることが分かり、薬物療法やケアの技法の見直しも進んでいます。
近年ICTやAIの活用も試みられ、コロナ対策により益々その重要度が増してきています。また、介護の現場には市民、行政、教育、民間企業など地域を巻き込んだ社会全体のネットワークも必要です。認知症ケアの最先端は、現場の実践の中にあります。
皆様の現場での取り組みをぜひご紹介ください、お待ちしております。

障害や課題を抱える人との共生(5-1~5-9)

【座長】由井和也 理事(長野県厚生農業協同組合連合会/佐久総合病院小海分院)
    冨士恵美子(株式会社 ななみ 代表)

「障害の社会モデル」という考えが普及し、社会的障壁を取り除き自立を支援し、合理的配慮のもと地域での共生を目指す取り組みが各地ですすめられてきました。
一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大では、「命の選別」といったコトバも取り沙汰され、弱者やマイノリティに対する寛容性が低くなりつつあるとの懸念も生じました。こうした時代に私たちは、どうすれば差別や偏見なく多様性を包摂した共生社会を構築できるでしょうか。
本セッションでは、障害のある方の社会参加への取り組みや、工夫、課題といったことをご発表いただきます。皆さまの日々の活動への気づきやヒントになれば幸いです。

経営の工夫・新しい試み(6-1~6-13)

【座長】松永平太 理事(医療法人社団優和会 松永醫院)
    洪英在(東員病院 総合診療科医師)

「新しい試み」には「事例そのもの」ばかりでなく、そこに含まれている様々な「知恵」に気づくことにより、また新たな「試み」に繋がる可能性を持っています。
勿論、どのカテゴリーにもそれぞれそのような可能性は持っていますが、このカテゴリーの交流会において、様々な事例の発表を通じその「個々の試み」を伝えるばかりでなく、全体の発表を通じてそれぞれの「知恵」を感じ、持ち帰った皆様の地元の活動に少しでも寄与出来る・・・そんな場にしたいと思っています。
些細な内容でも大きなヒントにつながります。
失敗例は成功例よりも多くの知恵が隠されています。
「地域包括ケア」を含め多くの現実の流れの中で、いろんな「気付き」を参加された皆様方が持って帰れるような交流会にしたいと思っております。皆様の発表をお待ちしております。

医療・介護の地域連携(7-1~7-13)

【座長】瀬尾利加子 理事(株式会社瀬尾医療連携事務所)
    野村秀樹(医療法人あいち診療会 あいち診療所野並 院長)

高齢化社会が進む現代において、医療・介護の地域連携は、ますます重要となっています。
これまでも、医療・介護専門職種間の顔と腕が見える関係づくりや、ICT・地域連携パスなどのツール運用などを実施しながら、患者さんや利用者さんに最適な医療やケアを提供する仕組みを構築されてきたことと思います。しかし、現実には多くの課題があり、悩みながらも業務を行っていることでしょう。このセッションでは更なる連携を進めるために、皆さまからの医療・介護の地域連携の工夫や取り組みをご紹介ください。参加者と共に一緒に考え、実践に活かしましょう。

子育て支援・生活困窮者支援(8-1~8-4)

【座長】和田忠志 理事(ひだまりホームクリニック)
    神谷早苗(医療法人生寿会 かわな病院在宅ケアセンター 看護介護統括師長 )

国は「地域共生社会の実現に向けて、必要な支援を包括的に提供することが必要であるのは、高齢者だけではない、障害者、生活困窮者、子ども等に対する「多世代対応型」の地域包括ケアシステムが必要とうたっています。これは地域で活動する我々は肌で感じ、実際に活動されている多くのケースがあるのではないでしょうか。

現場での子育て支援、生活困窮者支援などの事例や、取り組み、問題提起など発表いただき皆さんと共有できれば幸いです。多くの実践発表をお待ちいたします。

演題発表・進行など形式につきましては各座長にて構成させていただきますのでご了承下さい。

運営上の都合により発表カテゴリーを調整していただく場合がございます。

発表プレゼンテーションはPowerPointを使用してください。

発表時間は7分質疑応答3分です。

当日の発表スライドデータにつきましては、感染対策の観点から事前にご提出いただきます。詳細は「発表スライド投稿について」をご参照ください。

応募方法

原則、本ホームページからのオンラインによる申込み・登録となります。 下記の要項をお読みの上、ご登録ください。

演題登録から発表スライド登録・査読採択通知までの流れ

演題登録
  1. 演題登録用紙に必要事項を記載の上、ページ下にございます【演題投稿】ボタンよりご登録ください。
    ファイル名は下記の通りでお願いします。
    登録者氏名_所属. docx (例 : 平塚太郎_ひらつか診療所. docx)
  2. お申込み受領確認後に事務局より、申込受理のメールをお送りします。1週間を過ぎてもメールが届かない場合は、お手数ではございますが事務局までお問い合わせください。
    【事務局】 047-347-2231|jimukyoku@sasaeru-net.org
発表スライド登録
  1. 発表スライド登録】ボタンよりご登録ください。 (pptまたはpdfファイルで登録)
  2. ファイル名は、下記の通りでお願いします。
    筆頭演者氏名_所属.pptx (例 : 平塚太郎_ひらつか診療所.pptx)
  3. 発表スライド登録は2023年5月10日(水)〜8月31日(木)までにお願いいたします。
査読・採択通知
  1. 査読後、採択結果ならびに発表日時をご登録頂いたメールアドレスにお送りいたします。

演題登録時の注意事項

  • 演題名は全角換算で60字以内(副題含む)、発表内容抄録文は400字以内、演者等を含めた総字数は600字以内です。
  • フォントは文字化けを防ぐため下記のいずれかのフォントにて作成してください。
    日本語 MSゴシック、MSPゴシック、MS明朝、MSP明朝の計4種類
    英 語 Times New Roman、Arial、Arial Black、Arial Narrow、Century、Century Gothic、Georgiaの計7種
  • 一旦登録した演題は、受付期間中であれば修正等可能ですが、演題登録締め切り以降の訂正、登録、削除は一切できません。

発表形式

  • 口演発表 発表時間 7分、質疑応答 3分の現地発表およびLive配信となります。
  • 発表時に使用するPC・配信機材は大会事務局で用意いたします。
  • 8月31日(水)までに発表スライドデータをページ下の「発表スライド登録」ボタンよりご登録ください。

優秀演題賞について

実践交流会では各カテゴリーより優秀演題賞を選出いたします。
第1日目の懇親会にて受賞者の発表および表彰を行いますのでたくさんのご応募お待ちしております。

発表スライド登録期間

2023年5月10日(水)〜8月31日(木)まで

応募資格

  • 当会会員 (非会員の方は応募出来ません。ご加入後お申込ください)
  • 入会に関しては当会HP入会案内をご参照ください。

新規入会はこちら

演題登録

登録用紙に必要事項をご記載後、演題投稿からアップロードしてください。

演題募集期間

実践交流会の演題募集を締切とさせていただきます。
多数のご応募ありがとうございました。

演題投稿

演題投稿

※ご記載いただいた演題登録用紙をアップロードください。

ファイル名は《登録者氏名_所属. docx》としてください。 (例:平塚太郎_ひらつか診療所. docx)

発表スライド登録

2023年5月10日(水)〜8月31日(木)まで

発表スライド登録

※pptxまたはpdfファイルにてご登録ください。

ファイル名は《筆頭演者氏名_所属.pptx》としてください。 (例:平塚太郎_ひらつか診療所.pptx)

演題登録に関するお問合せ先

NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク事務局
いらはら診療所 浅沼・田中
TEL:047-347-2231
E-mail:jimukyoku@sasaeru-net.org
対応時間:9:30-17:00 ※土・日・祝祭日は休業となります。